top of page
伝統工芸
東海地⽅の伝統⼯芸である伊勢型紙、組⼦細⼯、美濃和紙の⼼と技術に
よって創造する3種類のモジュール・シリーズをお届けいたします。


伊勢型紙
友禅や江戸小紋の着物の生地に、柄や文様を染めるために用いられる型紙で、その歴史は古く千年以上になります。三重県白子地区(現鈴鹿市)で作られ始めた伊勢型紙はやがて全国の染色型紙を一手に生産することになりますが、江戸時代の商人が安定した商いを行えるようになったことで伊勢型紙の需要は一気に高まりました。
伊勢型紙は時間をかけて作られた「型地紙」を用いります。3枚の和紙を柿渋で貼り合わせ、幾つもの工程を経て、型染めに必要な丈夫で伸縮の少なく撥水性を持たせた渋紙を用いります。
また伊勢型紙は 、 それぞれ異なる4つの彫刻技法 「 突き彫り 」 「 錐彫り 」 「 道具彫り 」 「 引き彫り 」で彫り込みます 。 彫刻師は 1 つの技法のプロフェッショナルとなり 、 それぞれの技を極めていきます 。
こうして日本の着物や染物は、 根気と丹精を込めた伊勢型紙とそれを使いこなす高い技術を持った全国の染師によって 、 発展を遂げたといえます 。
しかし、近年印刷技法の発展でその需要は減り、彫刻師の高齢化や後継者不足などの問題に直面しています。
その一方でイギリスのアーツアンドクラフツ運動やフランスのアール・ヌーヴォーといった芸術活動に大きな影響を与え、その精巧で華麗な文様には人の手でしか表現できない温もりと柔らかさ、無限ともいえるバリエーションをもたらせ近年では海外からの注目度が高まってきています。
伊勢型紙は時間をかけて作られた「型地紙」を用いります。3枚の和紙を柿渋で貼り合わせ、幾つもの工程を経て、型染めに必要な丈夫で伸縮の少なく撥水性を持たせた渋紙を用いります。
また伊勢型紙は 、 それぞれ異なる4つの彫刻技法 「 突き彫り 」 「 錐彫り 」 「 道具彫り 」 「 引き彫り 」で彫り込みます 。 彫刻師は 1 つの技法のプロフェッショナルとなり 、 それぞれの技を極めていきます 。
こうして日本の着物や染物は、 根気と丹精を込めた伊勢型紙とそれを使いこなす高い技術を持った全国の染師によって 、 発展を遂げたといえます 。
しかし、近年印刷技法の発展でその需要は減り、彫刻師の高齢化や後継者不足などの問題に直面しています。
その一方でイギリスのアーツアンドクラフツ運動やフランスのアール・ヌーヴォーといった芸術活動に大きな影響を与え、その精巧で華麗な文様には人の手でしか表現できない温もりと柔らかさ、無限ともいえるバリエーションをもたらせ近年では海外からの注目度が高まってきています。
組子細工
組子は、障子や欄間など建具の一部に組み込まれる細工のことで、釘を使わずに細い木の桟を幾何学模様に組みつける技法です。いまから1400年ほど前の飛鳥時代に誕生し、現存する世界最古の木造建築と称される法隆寺で見られます。組子による建具装飾の需要は、平安時代以降に広がり、室町時代に入ると、茶道や華道の広まりとともに書院作りの住まいが生まれ、組子細工の技術も進歩しました。
長野県の組子細工は、木曽谷で育った樹齢250 年から 300 年の天然の桧である「木曽桧」を使用します。冬の寒さが厳しい木曽谷の桧は年輪の詰まった美しい木目で、一般的な桧と同じ太さになるまで3倍もの時を費やします。法隆寺を支える木材も桧。1300年以上にわたっても支える耐久性は言うまでもなく、緻密で繊細な組子細工に、香気と光沢を与えて組子細工に気品さを持たせてくれます。
長野県の組子細工は、木曽谷で育った樹齢250 年から 300 年の天然の桧である「木曽桧」を使用します。冬の寒さが厳しい木曽谷の桧は年輪の詰まった美しい木目で、一般的な桧と同じ太さになるまで3倍もの時を費やします。法隆寺を支える木材も桧。1300年以上にわたっても支える耐久性は言うまでもなく、緻密で繊細な組子細工に、香気と光沢を与えて組子細工に気品さを持たせてくれます。




美濃和紙
和紙の中でも「美濃和紙」は薄く、均一、かつ強靭で書院紙と呼ばれた障子紙は江戸幕府の御用紙に指定されました。その歴史は古く、1300年前、正倉院に残る現在最古の戸籍用紙に使用されています。
美濃和紙の最上位品の「本美濃紙」は国指定重要無形文化財、ユネスコ世界無形文化遺産となっています。流し漉きの本流と呼ばれ、縦横に簾桁(すけた)をゆり動かしながら繊維を均一に広げ、方向による強度に差がない紙を漉きあげます。那須楮を原料とし、多くの工程を経て漉きあげた和紙は、最後の工程は屋外で一枚板に乗せて天日に干し、紫外線を受けて、より白さを増した「本美濃紙」となります。
一方で、漉いた柔らかな紙の表面に金属製の型を当て、模様をつけたものが「落水紙」です。薄く、均一で強靭で、光を透かした美しさにと意匠性を兼ね持っています。模様には、唐草、麻の葉、七宝といった古典柄をはじめ、モダンな幾何学模様まであり、紙の厚さ、水を落とす時間、水圧を変えれば様々なバリエーションが生まれます。
美濃和紙の最上位品の「本美濃紙」は国指定重要無形文化財、ユネスコ世界無形文化遺産となっています。流し漉きの本流と呼ばれ、縦横に簾桁(すけた)をゆり動かしながら繊維を均一に広げ、方向による強度に差がない紙を漉きあげます。那須楮を原料とし、多くの工程を経て漉きあげた和紙は、最後の工程は屋外で一枚板に乗せて天日に干し、紫外線を受けて、より白さを増した「本美濃紙」となります。
一方で、漉いた柔らかな紙の表面に金属製の型を当て、模様をつけたものが「落水紙」です。薄く、均一で強靭で、光を透かした美しさにと意匠性を兼ね持っています。模様には、唐草、麻の葉、七宝といった古典柄をはじめ、モダンな幾何学模様まであり、紙の厚さ、水を落とす時間、水圧を変えれば様々なバリエーションが生まれます。
Isekatagami
Kumiko-Zaiku
Mino-Washi
bottom of page
